旅行会社はブラック業界!残業代を取れるか?

旅行会社はブラック業界!残業代を取れるか?

  • by noharapowe6 |
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私は旅行会社で働いていました。
こちらの会社ではものすごく残業が多く、昼休みなどもきっちりと取れないのは普通ですし、業務時間外にたくさん残業をするのは当たり前と言った雰囲気でした。
終電まで残業をしたことはたくさんありますし、それが当たり前の職場で、残業時間を換算するとものすごいことになっていたと思います。

一応タイムカードはあったのですが、タイムカードを押したとしても、一括で手当として3千円ほど出るだけで、残業代がきっちりと出るわけでもなく、これはおかしいと思い、退職後に労働監督署に電話で相談をしました。

そこで、請求するためには弁護士などに相談することも必要だな、と思いました。
しかし、弁護士に相談すると費用などがかかりますし、その費用で残業代をもらったとしてもチャラになってしまっては仕方がないので、ネットで見つけたこういった未払い残業代の相談が何度でも無料と言う弁護士のところに相談をすることにしました。

請求するためには、まず証拠が必要であるといわれました。
タイムカードなどです。そこでいくら残業したのか、といったことを証明する必要がありました。
さらに、法的手続などは、本当にいくつかありますが、最近は、労働審判による解決というのが増えてきているようです。

この労働審判を起こすことによって、色々と訴訟問題に発展する場合を怖れてたとえば和解などを会社などから持ち出されることもあるそうなので、私はこういったことを会社側に伝えることにしました。

この旅行会社ですが、他にも杜撰な面が多く、社会保険に加入していなかったり、さらに、勤務時間外の出勤だったり(朝5時など)、昼休みがとれなかったりなど様々なことがこの会社にはありましたので、そういった点でも労働基準監督署に云おうと思っているということ、そして弁護士に相談しているところだということを伝えたところ、会社側が残業代は支払うとのことだったので、結果的に和解ということになりました。

きちんと残業代は振り込まれましたし、クビになったり報復的な嫌がらせなども特にありませんでした。

やはり何事も声を上げることが大事なのだと言うことがわかりました。

サービス残業代請求の時効はたったの2年です。私も残念ながらそれ以前の分については断念せざるを得ませんでした。こんなにあっさり取れるならもっと早く行動すべきだったと後悔しているのも事実です。

もう一度言いますが本当にこれはおかしいと思ったら声を上げましょう。手遅れになってからは遅いです。

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